ハーレーをカスタムする時のルール

叩き出しリヤフェンダー

叩き出したフェンダーが完成しました!

以前ブログや動画でご紹介した、叩き出しフェンダー製作。
そのときにガンガン叩いていたフェンダーが完成しました。

叩き出しリヤフェンダー

フェンダーの塗装はShakin’ speedgraphix!
濡れたようなしっとりとしたブラックがカッコイイですよね。

キャリパーの取り付け位置もソフテイルのノーマルはスイングアームの鋭角部分に収まっているんですが、すっきりと見せるためにアンダーマウントにに変更しています。

キャリパーサポート

あまり聞きなじみないのですが、このシーシーバーはニッケルメッキが施されています。

ニッケルメッキシーシーバー

ニッケルメッキは通常下地処理として施されているメッキです。
トリプルプレーティングと言って、クロームメッキは3工程メッキ処理がされるそうです。

  1. 銅メッキ
  2. ニッケルメッキ
  3. クロームメッキ

これだけ見ると、「あれ?1工程少ない分メッキが薄いんじゃないの?」って思いますよね。
でも、メッキ屋さん独自の技術でニッケルメッキだけど3層になっているそうです!

写真ではうまく伝わらないと思うんですけど、風合いがクロームメッキと違ってアンティークな雰囲気があって凄く良いです。
機会があれば実物を見てもらいたいですね。

そしてシーシーバーのこだわりはここ!

ニッケルメッキシーシーバー

フェンダーに対してシンメトリーになっているんです。
写真右側(車両左側)は、チェーンドライブがあるので“逃げ”の処理がされていますが、綺麗なシンメトリーです。
それと写真が真正面になっていないので少しズレていますが、テールランプのアールとフェンダーのアールに沿って曲げられていますよね。
その間隔もギリギリまで詰められています。
ここの間隔が狭い方がかっこ良くなるポイントと言っていました。

カスタムする時のルール

今回フェンダーを製作したボバースタイルのハーレーですが、カスタムをしていく時のルールについても教えてもらいました。

結論!乗り物として楽しいことが大切!

「なんだそんなこと?」って思われるかもしれないですが、結構これって忘れがちじゃないですか?
特にハーレーのカスタムってやりすぎちゃったりしがちだと思うので、乗って楽しいって凄く重要だと思います。

かっこよさも当然重要なんですけど、乗りやすさを犠牲にしてかっこよさだけを追求してしまうと、乗りにくくなったり整備性が悪くなったりすることもあり、そうすると乗るのが楽しくなくなったりしてしまい、乗らなくなってしまったりしませんか?

床の間にバイクを飾るならそれでも良いと思いますが、やっぱり乗り物は乗らないとね。

なべちゃんのカスタムのルールの根底にはHot Rodの文化があります。
アメリカの文化なので中々なじみがないんですけど、僕なりの理解はこんな感じです。

  • 純正・オリジナルパーツを活かす!
  • でも純正パーツも躊躇無くぶった切って加工する!
  • Hotに過激に!
  • いにしえのカスタムにリスペクト!

決して懐古主義ではないですよ。
1940年代頃から続くカスタムの歴史。
そこに敬意を払いつつ、現代のテクニックを融合するってことです、多分(笑)。

動画を見て、あなたはどう感じましたか?

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