ハーレーのキャブレター選びのポイント
キャブレターとは?
キャブレターはエンジンにガソリンを送る装置ですよね。
ピストンが下がってエンジン内の負圧が上がるタイミングでバルブが開き、マニホールドを経由したキャブレター内のガソリンを吸い出してエンジン内部にガソリンを送っています。
ちなみにインジェクションはキャブレターでガソリンを一時的にためておくフロートが存在せず、スロットルボディに直接霧状のガソリンを噴射しています。
キャブレターの選び方
ざっくりと選ぶ際のポイントを言うと、キャブレター機構と口径になります。
まず、機構という点で言うと下記のような種類があります。
- CVキャブ
- バタフライキャブ
- スライドバルブキャブ
他にも種類があるのかもしれませんが、ハーレーでよく使うキャブはこれのいずれかに該当します。
CVキャブ
CVはConstant Velocityの略で、純正のキャブレータやSUキャブがこれに該当します。
バタフライキャブ
リンカート、S&SのBキャブ、Eキャブ、Lキャブ、ツースロートキャブなどがこれに該当します。
スライドバルブキャブ
MIKUNI HSR、KEIHIN FCRなどがこれに該当します。
これら機構による違いの他、口径も異なってきます。
SUキャブは約44mm、リンカートは約38mm、S&SのBやEキャブは約48mmとなっています。
口径サイズが大きくなるほどより大きなエンジンパワーに対応することが出来ます。
じゃあどうやって決めるの?
基本的にはエンジンの排気量により、最適なキャブレターは決まります。
その目安となる指標を「CFM」と言います。
Cubic Feet per Minuteと言って、1分間に送ることが出来る風量の単位です。
排気量に対して必要なCFMが決まっており、キャブレターによって最大CFMが決まっているので適したキャブが自動的に決まるようです。
ちょっと難しいですよね…。
詳しい解説は動画をご覧下さい。
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