ストローカー用フライホイールのバランス取り
やっと来ました!Truett & Osborn TorqueMonsterストローカー
待ち続けること8ヶ月。
ようやくやって来た私のショベルヘッド用フライホイール!
Truett & Osborn TorqueMonsterのストローカーフライホイールです。
美しいですよね…。
ノーホールと呼ばれるフライホイール。
純正でもそうなんですが、基本的にフライホイールはバランス取りをしています。
バランス取りは重さの偏りをなくし、スムーズに回転させることでエンジンから発生する振動を軽減させる効果があります。
これによりエンジンライフが長くなります。
今回は作業していませんが、バランス取りしたフライホイールをクランクケースに組み付けて芯出しを行います。
これも回転ムラをなくすことにより振動の軽減とエンジンライフを長くする効果があります。
この作業は次回更新予定です。
まずは重さを計測
フライホイールのバランス取りをするために、フライホイールが回転させる構造物の重さを計測する必要があります。
- クランクピン
- コンロッド
- コンロッドベアリング
- ピストン
- ピストンピン
これらの重量を計測し、バランスを取る必要がある重量を割り出します。
コンロッドは実際に掛かる加重も測定する必要があります。
こういった計測を終え、ノウハウから導き出された計算式でバランス取りをするための重量を算出します。
その算出された重りを取り付けてバランス取りを行います。
穴開け加工をしていきます
バランス取りに必要な重量がわかったら、フライホイールに穴開け加工をしていきます。
このとき、どの位の大きさでどの位の深さの穴を開けると何グラム削減出来るかわかりませんよね?
ちょっとずつちょっとずつ削っていけば良いのですが、中々手間も時間も掛かる作業です。
その作業を短縮するノウハウをなべちゃんは持っているので、比較的早く作業は完了しました。
穴が開いても美しいですねw
詳細は動画をご覧下さい。
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