ショベルヘッドエンジンを修理するなら早い内に!
いよいよエンジン完成です!
ちょっと前の投稿で、8ヶ月待ったフライホイールが届いたと報告しました。
フライホイールをバランス取りをしたら次は芯出し!
そしてクランクを組み上げて、シリンダー〜ヘッダーを組んで、カムカバー、オイルポンプ、プッシュロッド組んで完成です!
芯出し作業を撮影したいと思っていたんですが、なべちゃんから「ヤダ」と言われてしまいましたw
結構シビアな作業で、中々うまくいかないことも多いため、側に人がいると集中できないっていうことでした。
動画の撮れ高よりも、調整の良いエンジンを組み上げてもらうことが重要ですからね。
何点かうまくいかないポイントがありました。
ボルトがダメだったの?
オイルポンプとカムカバーまで組んでもらって、翌日の作業準備とか事務作業をしていたら、作業場から「パキッ!」って音が…。
何か落ちたのかなぁって思っていたんだけど、組み上げたエンジンをくるって回したらワッシャーがぽろっと落ちたと…。
オイルポンプのボルトの頭が折れてました。
ボルトの質が悪かったんだと思います。
新品だったんですけどね。
油圧ユニットが入らない
今回新品に交換した油圧にニットが、リフターブロックに入らなかったそうです。
リフターブロックをオーバーサイズ加工して、無事油圧ユニットが入るようになりました。
エンジン修理を検討している方は今すぐ!
油圧ユニットが入らなかったりっていうのは、今まではあり得なかったんですよ。
今までのように精度の高いエンジンパーツがどんどん入手困難になってきているので、こういった予想外の加工が必要になるパターンも増えていると言っていました。
もちろん、クオリティを問わなければパーツはまだまだ豊富にあるんですよ。
でも、それって結局耐久性の問題とか、そもそものの性能に問題があったりするので、長期的に考えればちょっと高くてもクオリティの高いパーツを選択すべきなんですが、その選択が出来なくなりつつあるんです。
そうなると、プレミア価格となるであろうパーツを購入するか、純正パーツを時間とお金をかけて修理するか。
いずれにしてもどんどん修理にお金がかかるようになるみたいです。
ナックルヘッドなんてとっくにパーツの入手困難ですし、パンヘッドも修理が大変だと行ってました。
ショベルもここ数年厳しくなりつつあって、ここ1〜2年でその傾向がより強まってるみたいです。
今なら修理出来るけど、少し後になると修理出来ないなんてことも…。
悩んでいる方は今すぐお世話になってるショップに相談しましょう。
エンジン組み上がったら…
と言う訳でジャーン!
もうフレームにも載せてもらっちゃいましたよ!!!
低く精悍なスタイルが最高です。
純正だと黒い塗装のシリンダーなんですが、今回のカスタムコンセプトであれ「80’sテイスト」らしさを強調するためシルバーに塗装しています。
それとピッタリマッチするタイマーカバーはFatechのオリジナルパーツですよ!
これに合わせてロッカーの目玉もかこうしてくれるみたい。
これは別の車両ですが、こんな感じに加工してくれます。
エンジンとミッションがフレームに載ってしまえば、後は外装あわせて完成だね!って思うでしょ?
まだまだやることがあるんですって…。
その辺りは次回お伝え出来ればと思ってます…。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。