ショベルヘッド4速フレームのリヤフェンダー取り付け位置調整
リヤフェンダーを仮フィッティングしてみたんですが…
今回のショベルヘッドレストア&カスタムプロジェクトは、「28年間に乗っていたスタイル復活プロジェクト」ですので、以前の外装パーツを装着することは以前の動画でご紹介させていただいている通り。
この当時に使っていたフェンダーストラットがないので、現状に合わせてどのあたりに取り付けると格好良いスタイルになるか、それを調査するために仮フィッティングをしました。
まずはリヤショックがフルボトムした場合、どの位沈み込むかおおよそ測ってみます。
11インチのリヤショックなので自然長が約280mm、ストロークする幅が約40mmなのでフルボトム時で約240mmと言うことがわかりました。
この感じがフルボトム時のイメージですね。
この状態でフェンダーを仮で当てて位置を探ります。
このとき、フェンダー上部のアールとフェンダー下部のアール、タイヤやホイールのアールが一番カッコイイポイントを探ります。
リジットフレームだと、フェンダーとタイヤの位置関係が固定されるので、当ててみたときの見た目だけ考えれば良いのですが、スイングアームフレームの場合はタイヤ位置が変わるので、その点も考慮して考える必要があります。
その結果、なべちゃんから衝撃的な発言が!?
どうやって位置を調整しても、格好良い位置に納まることが出来ないと…。
以前乗っていたときから格好悪かったということではなく、改めて取り付けようと考えるとこの部分にフィーチャーして見ることになり、ベストポジションを出そうとすると…ということです。
以前の状態では色々と問題がありました。
- チェーンがだるだるで調整幅がないので新品に交換した
- 今度は前にタイヤが詰まりすぎてスイングアームにタイヤが接触
- タイヤが削れる
こんな悪循環に。
もちろんフェンダーの問題だけではなく、タイヤの幅やスプロケットの丁数の問題など複合的な問題があったんですけど、当時はそれらを複合的に考えて対応してもらえなかったので色々と妥協した状態で乗ってましたね。
格好良くカスタムしていくためにはルールがあります。
ありもののフェンダーなどをどうしても付けたい!って場合には取り付けることが目的なので、走行に問題ない範囲で取り付けてしまえば良いのですが、「格好良く!」ってなるとそういう訳にはいきません。
リヤフェンダーを格好良く取り付けていく手順はこんな感じです。
- エンジンとミッションを搭載し、1次減速(プライマリーチェーンやベルトドライブ)を正しくセットする
- ホイールとタイヤ、リヤショックを取り付ける
- 2次減速となるチェーンを正しくセットする
- その位置でフェンダーの取り付け位置の調整やフェンダー自体のカスタマイズを行う
これが正しいルールです。
今回は当初想定していた「28年間に乗っていたスタイル復活」にこだわろうとしたので、あんまり良い結果になりませんでした。
ですので、このフェンダーは使用せず似た雰囲気のフェンダーを加工して取り付けることにしました。
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