ショベルに関するご質問にお答えします!【後編】
今回も前回に続きYouTubeやInstagramからいただいた質問をベースになべちゃんに色々聞いた動画の後編です!
電装品の交換タイミングは?
一口に電装品といっても色々あります。
電球は切れたら換えればいいし、点火プラグも被った時や車検前に交換するなどで良いと思います。
それぞれ高いもんでもないですしね。
今回取り上げたのはステーターコイルやイグニッションコイル、レギュレーターなど、基本的にトラブルが生じない限り交換しない電装品です。
基本的にケアする方法がなく、いつまで使えるかわかりにくいのが悩ましいところ。
交換する際は出来ればセットでの交換をお勧めとのこと。
点火系だったらピックアップコイルとイグニッションコイル、充電系だったらステーターコイルとレギュレーターをセットで交換することをお勧めします。
配線関係、ワイヤーハーネスも80年前後であれば換えなくて良いかもしれないけど、アーリーショベルはすべて引き直すことをお勧めします。
保管状態によって程度は大きく変わる
動いていた車両であれば、それほど大きなダメージを受けることは無いと思いますが、乗らずに保管されていた車両はその保管状態によってダメージが大きく変わります。
アメリカの西海岸、南カリフォルニアのガレージで保管されていた66年式アーリーショベルと、日本の風雨にさらされるガレージで保管されていた81年式ショベルヘッド、年式は新しかったし走行距離も少なかったけど、81年式ショベルヘッドの方が状態が悪かったようです。
日本は湿気が多いので金属系は痛みやすいということもありますけど、ひょっとすると使用されていたエンジンなどの金属系パーツの質に違いもあったかもしれませんね。
ディスクブレーキとドラムブレーキ
私の考えが古いのかもしれないですが、ドラムブレーキは効かないと言うイメージがありました。
ブレーキとしての効きと言うことであれば、ドラムブレーキの方が制動力は高いようですね。
ディスクブレーキはドラムブレーキに比べると部品点数も少ないし、水やダストに対して強くて整備しやすいので多く使われているようです。
放熱性に関してもドラムよりディスクの方が優位ですしね。
きっちりと整備出来れば、アーリーショベルに搭載されているドラムブレーキでも十分良く効くブレーキになるので心配ないと太鼓判もらいました。
キャブレターの選び方
ハーレーをカスタムする際、真っ先に手を付けるのはマフラーだと思います。
次いでハンドルやキャブレターになるんじゃないでしょうか。
その中のキャブレターについて、一般的にハーレーはS&Sのキャブレターを取り付けることが多いと思っていますが、その他にもSUキャブMIKUNI、KEIHINなどがありますが、それらを選ぶポイントを聞いてみました。
選ぶ目安としては所有しているハーレーの排気量や乗り方が大きいようです。
以前はSUキャブは始動性が高いと言われていたので、その理由で選ぶ人も多かったと思いますが、始動性は下記のような点に注意すれば良いとのこと。
- チョークを上手く使う
- 点火の調整を正しくする
もちろん、キャブのセッティングが正しくされていることは大前提ですよ。
SUキャブは口径が小さいので、パワーやトルクを求める方には適さないキャブですね。
MIKUNIとKEIHINNはショベル純正やS&Sのようなバタフライ式ではないので、アクセル全開時にエアフローが特に良いようです。
特にFCRはキャブとしては優等生と言われているそうです。
S&Sは口径が一番大きいです。
最近のEキャブは大分進化しているらしく、かなり良くなってきている見たいですね。
大口径のEキャブはハーレーにマッチしやすいキャブと言うことでした。
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